以前、ジョブインタビュー体験記にも書いた
Yunnan University, Southwestern Institute for Astronomy(SWIFAR, http://www.swifar.ynu.edu.cn/)
よりオファーを頂き、今年中にはtenure-track assistant professorとして異動することになりました。tenure-trackということで、3年後にテニュア審査を行い、審査を通ればtenure associate professorとなります。依然としてテニュアポジションではなく安定したポジションとは言えないのですが、ポスドクの次のステージで闘うことになりました。assistant professorに求められるのは研究だけではなく、教育、大学運営と、ポスドクとは違った責任が生じます。
SWIFARには私の様な遠方宇宙をやっている人がおらず一から自分で始めないといけないため、不安はあります。また、テニュア審査も控えているため、より一層不安は募ります。おそらくこれからいくつもの試練と向き合うことになるでしょう。しかし、不安だけを抱えていてもしょうがないため、研究と教育、新しい環境を楽しめれば良いなと思っています。
学位を取得してから4年でポスドクを卒業できたことはとても運が良く恵まれていると思います。しかし、これは学位取得後すぐに海外に飛び出し、海外で経験を積んできたことも大きな要素だと思います。学位取得後すぐに海外という新しい場所に飛び込んだ時のような挑戦する気持ちを忘れずに、これからも前進していければと思います。
ところで、雲南大学のある雲南省は年間を通して快適な気候で良い場所なので、是非、研究者の皆様にも遊びに来てくれれば良いなと思います。